ウェザーニューズ、能登半島地震の被災地からの”生の声”を可視化したマップを公開

ウェザーニューズはこのほど、2024年能登半島地震の被災地支援サイトを開設し、現地から被害の状況を伝える生の声を集約した「被害リポートマップ」を立ち上げた。利用料は無料。

同マップは、ウェザーニュースアプリに被災地のユーザーから届いた被害報告(写真とコメント)をマップ上に可視化したもの。被害の状況が日付ごとに、被害の項目別(家屋倒壊や道路被害、水道、電気・ガスなど)で把握することができる。

同社では地震発生直後から、揺れの大きかった石川県、富山県、新潟県のユーザーが地震の被害の状況を報告できる機能を立ち上げ、写真やコメントを送ってもらっていた。

当初は届いた写真やコメントをマップにそのままプロットしていたが、現地のユーザーから寄せられた情報をよりわかりやすく表示し、より多くの人に役立ててもらうために、報告の内容をカテゴリ化。「家屋倒壊/屋内被害/道路被害/液状化/土砂災害/通信/電気・ガス/水道/交通への影響/影響なし/その他」の11種類の項目別に表示する機能を追加したという。

被災地支援サイトでは、同マップの他にも、被災地周辺の60時間先までの雨雲レーダーや10日先までのピンポイント天気予報、積雪や雨量の予想など、予報センターの専門家による気象番組や防災上の注意点を発信している。いずれもスマホアプリ「ウェザーニュース」やウェザーニュースWebサイトにて無料で利用できる。