飛騨牛 岐阜県内134農場からの輸出停止・自粛 モニタリング検査で1検体から消毒薬の成分検出

飛騨牛をEUに輸出する際のモニタリング検査で、検体の一部から消毒薬の成分が検出され、岐阜県内134の農場からの輸出が停止されました。
岐阜県によりますと、1月16日、県内の農場で飼育された飛騨牛に対し、自主的に行ったモニタリング検査で、検体の一つからEUの残留基準値を超える消毒薬の成分が検出されました。
これを受け、県内134の農場からの飛騨牛の輸出がEU向けは一時停止、EU以外へは一時自粛となりました。また、成分を検出した飼育農場では国内の出荷も停止します。いずれも期間は未定です。
岐阜県によりますと、飛騨牛からこの成分が検出され、輸出が停止となったのは初めてだということです。