あの「パチッ!」を撃退したい! 乾燥シーズンに取り入れたい4つの静電気対策

乾燥が進むシーズンには静電気に悩まされます。「パチッ!」という音とピリッとした痛みはうんざりしますよね。静電気の発生を抑えたいのなら、4つのコツを実践してみましょう。簡単にできる方法をご紹介します。
静電気が起こるタイミングで多いのは、車に鍵を挿す、ドアノブを回す、人と接触する、といった状況が代表的です。「パチッ!」と鳴ると軽い痛みが走り、思わず声を上げてしまうことがあるかもしれません。
静電気の原因はいろいろあるのですが、そのひとつは「静電気が衣類に溜まっている」というものです。
「毎日身に着けるるものに問題があるなんて!」と絶望しそうになりますが、ライオンLidiaの公式サイトで紹介されている4つのコツを取り入れれば簡単に対策できますよ。
名前の通り、静電気を防止しやすいスプレーです。車の布製シートや家の布製のソファなど、摩擦による静電気が起こりやすい場所で活用しましょう。
静電気防止スプレーは成分の水や界面活性剤で布類に水分を含ませ、その水分を通して静電気を空中へ逃がす構造です。車や家に1本置いておくと役立ちそうですね。
静電気が起こりそうな場所へ触れる前に、ウェットティッシュで指先を湿らせれば乾燥が回避され、「パチッ!」が起こりません。
ハンドクリームなどで日々乾燥対策をしておくのもいいかもしれません。
乾燥していると静電気が起きやすくなってしまいます。室内の湿度を50~60%に保ち、乾燥を回避しましょう。
乾燥は静電気だけではなく、風邪を始めとした体調不良やお肌のトラブルをまねく原因です。湿度管理で静電気防止と健康管理の一石二鳥を目指しましょう。
最近はゴムやプラスチックの靴底を使う靴も多いのですが、静電気対策には皮革製の靴底が役立ちます。皮革製の靴底は静電気を逃がしやすくするためです。新しい靴を買う予定があるのなら、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
そのほか、静電気対策グッズを持ち歩くのもいいでしょう、キーホルダーやブレスレットなど、さまざまなかたちのものがあるので、持ち歩きやすいはず。ライフスタイルに合わせたものを選ぶといいでしょう。
ライオンLidiaによると、冬場の静電気は関東地方で多く起こるのだそうです。理由は空気が乾燥しやすいからとのことでした。確かに、関東地方では冬場に「乾燥注意報」が出るほどカラカラに乾くことも珍しくありません。静電気対策は必須ともいえますね。
静電気は水分(湿気)を通して逃げる性質があるので、湿度の高い夏や梅雨時には起こりません。しかし、空気が乾燥して湿度が低くなると、静電気は逃げ場を失い、衣類にたまってしまいます。
1年のうち、湿度が低くなる「秋から冬」にかけて静電気を感じるようになり、12月上旬には静電気を感じる人の数がピークを迎えます。
Lidea ーより引用
とはいえ、季節や地域に関係なく、静電気に悩んでいる人も多いでしょう。静電気のピークは12月上旬といわれていますが、冬の間は用心したほうがよさそうです。ライオンLidiaの4つのコツを取り入れて、「パチッ!」を遠ざけましょう。
[文・構成/grape編集部]