九州 雨の後、週末は気温低下 3月は高温傾向への画像はこちら >>
きょう24日、九州は昼前後まで雨が降る所が多いでしょう。この雨の後は、冬型の気圧配置に変わり、週末は一時的に寒気が流れ込む見込みです。3月は暖かい空気が入りやすく、気温は平年より高め。季節はやや駆け足で進みそうです。
雨の後は冬型へ
きょう24日は前線が九州南岸付近に延び、九州は広い範囲で雨が降っています。この後、前線はゆっくりと九州の南の海上を南下するでしょう。九州北部は昼頃まで雨、九州南部は午後3時頃まで雨が降る所が多く、午後は九州北部から次第に天気が回復し、晴れてくる見込みです。雨の後、今夜は冬型の気圧配置に変わり、北から冷たい空気が流れ込んでくるでしょう。
週末は風が冷たい
あす25日(土)は冬型の気圧配置で、寒気が流れ込みます。九州北部は北風に乗って、寒気に伴う低い雲が流れ込み一時冷たい雨が降ったり、山沿いでは一時小雪が舞う所があるでしょう。ただ、降っても降水量は少ない見込みです。26日(日)は冬型の気圧配置は緩んできますが、寒気の流れ込みが続きます。今週末、最高気温は九州北部で11度前後と平年より低く風が冷たくなるでしょう。また、朝晩の冷え込みが強まりそうです。農作物の管理などにご注意下さい。来週も天気は周期的に変わり、3月1日(水)頃に気圧の通過で雨が降る見込みです。
3月は高温傾向 桜の開花は?
最新の1か月予報によると、3月の九州は高温傾向になる見込みです。3月は大陸からの寒気の南下が弱まり、九州付近は暖かい空気が入りやすくなるため、気温は平年より高くなるでしょう。また、天気は周期的に変わりますが、高気圧に覆われて晴れる日が多く、降水量は少ない見込みです。3月は一時的に寒の戻りもありますが、季節はやや駆け足で進んでゆくでしょう。日本気象協会の桜の開花予想は、九州では福岡市が3月19日と最も早く、3月20日前後から桜が咲き始める所が多くなる見込みです。3月の暖かさで、桜の開花も平年よりやや早まりそうです。