鉄道会社「きっぷを買わずに…」 受験生に向けた呼び掛けに「太っ腹」「さすがです!」

毎年1月頃から始まる高校受験。
子供たちにとって、結果次第で自分の進路が決まる重要な期間です。
実力を発揮できるよう、子供たちのサポートを行っているのは、親ばかりではありません。
受験に挑む子供たちを支えようと、多くの大人たちが協力しているようです。
ある駅で、受験生を応援する取り組みを見つけた、こんぴろ(@konpiro12200)さん。
三重県四日市市で2路線を営業している四日市あすなろう鉄道株式会社が、こんなキャンペーンを実施しているとして、X(Twitter)に投稿しました。
同社は、対象日に入学試験当日の往復運賃を無料にする『高校入試応援キャンペーン』を実施中。
受験生は受験票を掲示して、切符の代わりとなる『高校入試乗車証』を受け取ればOKなのだとか!
この仕組みなら、万が一受験票を忘れても、会場につく前に気付けますね。
対象日は、こちらの5日間となっています。
令和6年1月20日(土) 海星高等学校入学試験(推薦入試)
令和6年1月26日(金) 海星高等学校入学試験(一般入試)
令和6年2月5日(月) 三重県立高等学校入学者選抜(前期選抜)
令和6年2月6日(火) 三重県立高等学校入学者選抜(前期選抜) 三重県立特別支援学校入学者選考
令和6年3月11日(月) 三重県立高等学校入学者選抜(後期選抜)
四日市あすなろう鉄道 ーより引用
受験票を忘れても、大体の場合は係員に申し出れば、仮受験票を発行してもらえるでしょう。
とはいえ、精神的ショックや時間のロスが影響すれば、実力を出しきれないかもしれません。
家計の負担を軽減するだけでなく、受験生の失敗までカバーする同社の取り組みは、ネット上で称賛を集めました。
・受験票を家に忘れてきた子供を救う名采配ですね。
・太っ腹なサービスで、すごくいい!頑張れ受験生!
・マジで試験当日は、普段やらないようなミスをする。私は受験票を忘れて絶望した1人です。
・子供の頃、受験でこの路線を使ったなー。懐かしい気持ちが込み上げた。
自分の進路を切り開くため、多くの時間を勉強などに費やしてきた受験生。
悔いなく全力をぶつけられることを、多くの人が祈っています
[文・構成/grape編集部]