「自動織機が原点」トヨタの技術の進化を学ぶ タイムス国内視察団 きょう帰県

【名古屋で川野百合子】沖縄タイムス社主催の国内市場視察団(団長・武富和彦沖縄タイムス社長)は23日、名古屋市の「トヨタ産業技術記念館」と愛知県長久手市の「トヨタ博物館」を訪れた。
記念館は、トヨタグループの創業者・豊田佐吉氏の発明した自動織機を原点に、繊維機械、金属加工から自動車へと発展していった技術の進化を紹介。実際の機械を動かしたデモンストレーションや係員による解説などで学んだ。
博物館では、世界の自動車を含む、蒸気自動車から最新の水素で走る燃料電池車まで約140台の車を展示。技術やデザイン性の進化の歴史を間近で学んだ。 大成ホームの喜名奎太会長は「綿花から糸を作るところから一つ一つ自動化して、その技術が今の自動車産業につながった。豊田佐吉さんに関する本を買ったので、孫にプレゼントする。研究と創造の精神を学んでほしい」と話した。視察団は24日、帰県する。
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