フリーランス・副業の【職種別収入ランキング】発表 -「エンジニア職種」が高い傾向、1位の時給は5,531円!

CAMELORSは1月18日、「【2024最新】フリーランス・副業の平均時給・月収ランキング(職種別)」を発表した。同調査は2019年6月~2024年1月2日、SOKUDANに掲載された求人案件3,386件を対象に平均時給を計算し、その平均時給から1日8時間、月21日稼働で想定月収を試算し順位付けした。

1位は、機械学習アルゴリズムや技術を活用して、データから有用な情報やパターンを抽出し、予測モデルや自動化システムを開発・実装する専門家「機械学習エンジニア」(平均時給5,531円、平均月収92万9,250円)だった。一般的には、初心者は月収40~60万円程度で、経験者は月収65万円~125万円程度。時給換算すると初心者が時給2,400~3,600円、経験者が時給3,900~7,500円となっている。

2位は、経営戦略の策定、事業計画の立案などを通し、企業や組織の成長を支援する役割を担う「エグゼクティブ/コンサル」(平均時給5,124円、平均月収86万778円)だった。一般的に、経験の浅いコンサルタントの月収は50万円~83万円程度だが、経験の豊富なシニアコンサルタントやマネージャー、パートナーという職位になると、月収は83万円~208万円程度になることもある。時給は、経験の浅いコンサルタントは時給3,000~5,000円、経験の豊富なシニアコンサルタントやパートナーは、時給3,000~1万2,000円。

一方、一般的なエグゼクティブの平均月収は83万円~250万円、時給では5,000~1万5,000円程度だが、大企業や成功しているスタートアップではさらに高額な報酬が支払われることもあるという。

3位は、プロジェクトの計画立案から実行、監督、そして完了までの全過程を管理する役割を担う「プロジェクトマネージャー」(平均時給4,923円、平均月収82万7,018円)だった。一般的なプロジェクトマネージャーの月収は、経験や担当するプロジェクトの規模によって異なりますが、初級レベルでは月収50万円~67万円程度、経験豊富なプロフェッショナルでは月収83万円を超えるケースもあるとのこと。時給では、初級レベルが時給3,000~4,000円、プロフェッショナルでは時給5,000円を超える場合もある。

ランキング全体の平均時給は4,093円、平均月収は68万7,708円。ランキングの9位以内が時給4,000円、月収70万円以上で、17位以内が月収50万円以上だった。

特徴的なのは、エンジニア職種は、すべて9位以内にランクインしていること。10位以内の非エンジニア職種は、「エグゼクティブ/コンサル、プロジェクトマネージャー、事業企画」と、戦略立案やプロジェクトマネジメント関連の3職種と「マーケティング」だった。