研究者同士で結婚したら? 披露宴の様子に「斬新で笑う」

挙式や披露宴は、新郎新婦の晴れ舞台です。
一生の思い出になるよう、2人でアイディアを出し合うことでしょう。
自分たちだけでなく、招く友人や知人も楽しめる式にできたらいいですよね。
自律移動ロボットの研究者である、れご(@FluffyHernia)さん。
同じく研究者である夫と結婚し、静岡県駿河湾に浮かぶ無人島にある『淡島ホテル』を1泊貸し切って、挙式と披露宴を執り行ったといいます。
親族や友人、知人は総勢100人。『大人の修学旅行』といえるほど楽しんだ様子をX(Twitter)に投稿しました。
披露宴ではよく、新郎新婦の生い立ちから結婚に至るまでを紹介したり、両親へ感謝を伝えたりするムービーが公開されます。
情緒あふれる音楽とともに、笑顔の写真や手紙の画像が流れていく光景は、披露宴を盛り上げてくれますよね。
…しかし!
れごさん夫婦は、まったく異なる雰囲気のものをスクリーンに映し出したのです。
新婦である、れごさんが指さすスクリーンを見ると…。
・本研究の目的
私が幸せな人生を送ること
研究者夫婦ということで、れごさんは両親への手紙を学会発表風の資料にしていたのです!
メッセージを読み上げていると、会場の誰かがベルを鳴らし、学会らしくタイムキーパーを買って出て笑ったとのこと。
最後は、上司、友人、家族に向けた『論文調の謝辞』をスライドに出しつつ、新郎が「質問のある方は二次会にてお受けします」といって締めたそうです。
ユーモアあふれる趣向に、吹き出す人が続出しました。
・斬新で笑う。ネタが通じる人との結婚って憧れだよね。
・めっちゃ好きなノリ。表情から、学会っぽさがほとばしっていますね。
・「幸せの定義とは?」って絡みたいです。
・玄人から飛んできがちな、「素人質問で恐縮ですが…」って空耳が声が聞こえた。
ちなみにウェディングケーキは、日本で人工衛星・探査機の打ち上げを行っている『H-llAロケット』でした!
ドライアイスの煙を活用した噴射が、ロケットエンジンの点火を再現しています。
スポンジケーキを数段重ねて、クリームを盛り付けた一般的なウエディングケーキとは、方向性が違いますね…!
煙が噴射した瞬間、盛り上がったこと間違いなし。
新郎新婦の個性が詰まった、挙式と披露宴に出席した誰もが、忘れられない思い出となったことでしょう。
[文・構成/grape編集部]