「売掛金を払えないなら、大久保公園で体を売って支払え!」
極悪ホストは女性客がためたツケを支払えないと分かると態度を豹変させて売春を強要し、指示通りに立ちんぼをしてるかどうか、GPSで逐一監視していた。
売掛金を回収する目的で、勤務するホストクラブの女性客に売春のための客待ちをさせたとして、警視庁保安課は24日までに東京・新宿区歌舞伎町のホストクラブ従業員で住居不詳の加藤勝理容疑者(27)を強要容疑で逮捕した。
加藤容疑者は2019年3月から歌舞伎町のホストクラブで働き始め、女性客は21年秋から加藤容疑者が勤務する店に通うようになった。1年が経過した一昨年9月、加藤容疑者は女性客に「位置情報を交換しよう」と言って、女性のスマホに「GPSアプリ」をインストールさせた。
「女性客は月に3回ほどのペースで店に通い、そのたびに加藤を指名していましたが、仕事を辞めるなどしてホスト代がなくなり、支払いができなくなったようです。加藤は女性客が滞納した売掛金21万円の支払いを執拗に求めていた」(捜査事情通)
■給料から天引きされ生活に困窮
昨年5月、加藤容疑者は当時22歳だった女性客に会うと「親の連絡先を教えろ」「スマホのGPSはオンにしておけ。おまえがちゃんと立っているか監視する」と脅し、売春目的で立ちんぼが集まる新宿区立大久保公園周辺で客待ちをさせた。女性は3日間の売春で得た6万円全額を、売掛金の返済として加藤容疑者に手渡していた。
「売掛金の回収期限が迫り、上司から詰め寄られ、加藤は相当焦っていたようです。何しろ21万円の返済が滞ると、給料から天引きされ、生活に困るほど金がなかったそうですから」(歌舞伎町関係者)
調べに対し、本人は「売春させて売掛金を回収したのは間違いない。期限までに回収しないと給料が減らされ、生活が厳しかった」と供述しているという。
加藤容疑者は当時、「鬼灯諸刃」を名乗り、歌舞伎町の「MAJESTY」というホストクラブで働いていた。昨年9月には月間1200万円を売り上げるなど、店のナンバー2の成績を挙げたが、昨年12月末でホストを辞め、今年からは同店でスタッフとして勤務。自身のSNSには<副主任1200万playerから運営者になりました>と投稿していた。
同店HPには以前、加藤容疑者に関するQ&Aが掲載されていた。
Q.前職 A.現場監督
Q.今〇〇にハマってます!A.心理学
Q.あなたは、S?M?A.あなたに合わせます
Q.何フェチですか?A.唇
Q.今までで、一番高価な買い物は?A.LEXUSっていう車
Q.どういうホストになりたいですか?A.唯一無二と言われるようなホスト
こういうクズホストがいる限り、無理やり売春させられる女性客が後を絶たない。