1月3日、愛知県弥富市のアパートに放火し、住人の男女3人を殺害したなどの疑いで、警察は29日に61歳の男を逮捕しました。現住建造物等放火や殺人などの容疑で逮捕されたのは、弥富市鍋平の会社員・佐藤忍容疑者61歳です。
玄関前の通路に置かれていた衣服などに火をつけたか 3人死亡の…の画像はこちら >>
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警察によりますと佐藤容疑者は、1月3日の午前8時ごろ、弥富市平島町にある木造2階建てのアパートに火を放って、アパートの住人で201号室の後藤一夫さん66歳、102号室で同居していた窪米三さん68歳と南由美さん57歳の3人を殺害したなどの疑いがもたれています。死因はいずれも一酸化炭素中毒でした。
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警察は現場検証や周辺への聞き込みで、佐藤容疑者の犯行と特定。警察は、佐藤容疑者は亡くなった3人と知人関係にあったとみていて、逮捕後の調べに佐藤容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
現場から中継です。放火殺人事件があった、弥富市のアパート前です。木造2階建ての建物は真っ黒に焼けこげていて、火事の凄まじさを感じます。警察によりますと、建物は全焼しているということです。
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このアパートの1階と2階には部屋が3つずつあります。事件当時、アパートにはあわせて5人が住んでいて、うち1階の真ん中の部屋に住む男女2人と2階に住む男性1人が死亡しました。
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逮捕された佐藤容疑者が火を放った場所ですが、警察はアパートの玄関前の通路に置かれていた衣服などに佐藤容疑者が何らかの方法で火をつけたとみています。また死亡した3人と佐藤容疑者は、知人関係にあったということで、愛知県警は蟹江警察署に捜査本部を設置し、トラブルの有無など犯行動機を解明する方針です。
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