はたらく電気自動車のエレモから「ダンプ」が登場! どんなクルマ?

HW ELECTROは多用途商用EV「ELEMO」(エレモ)の新車種「ELEMOダンプ」の販売を開始した。

○エレモのダンプはどんなスペック?

HW ELECTROは次世代の多用途商用EV「ELEMOシリーズ」の開発・製造と販売を行うファブレスメーカー。2021年4月に日本で初めて輸入小型EV商用車としてナンバーを取得し、2021年7月24日に「ELEMO」、11月20日に「ELEMO-K」(エレモ-ケイ)を発売した。2023年秋には中型バン「ELEMO-L」(エレモ-エル)の販売を開始している。

今回は特装車の国内トップメーカーである新明和工業と協業し、ダンプトラックである「ELEMOダンプ」を発売した。

「ELEMOダンプ」は架装するEVシャシ側の電力でダンプ装置を作動することにより、CO2を排出せずに作業を行うことができる。

ホイスト機構には電動モーターで駆動する油圧ポンプを採用。さらに、小型EVシャシとダンプ装置をマッチングするためコンタクタ付ヒューズボックスを採用し、電気的安全性を確保した。

ラインアップとしては自治体での使用も期待される清掃仕様と、業種を限定せずに多目的で使える多目的仕様の2種類を展開する。

そのほか、小型EVシャシ専用のサブフレームの採用や用途に合わせて選べる荷台の設定、デザイン性に優れたサイドゲート(多目的仕様に限る)など多くの特長を備えている。価格は多目的仕様が423.5万円。清掃仕様が434.5万円。