管理部門・士業の「マネジメント層」、平均年収はいくら? – 職種別平均年収ランキングも

MS-Japanが運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career」は1月30日、管理部門・士業”マネジメント層″の平均年収ランキング2024」を発表した。調査は2023年1月~12月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった管理部門・士業を対象に行われた。

管理部門・士業の「マネジメント層」の2023年の平均年収は739万円で、前年から15万円減少。スタッフ層との差は306万円だった。

男女別では、「男性」が前年比横ばいの787万円、「女性」は611万円。男女差は176万で、管理部門士業全体での155万の差からさらに拡大した。

職種別では、「管理部門」が744万円、「士業」が1,029万円、「士業事務所スタッフ」が628万円で、最もスタッフ層からのアップ額が大きいのは管理部門職種だった。

職種・資格別平均年収ランキングトップ3は、1位「FAS・財務系コンサルタント」(1,360万円)、2位「経営・戦略コンサルタント」(1,273万円)、3位「公認会計士」(1,090万円)との順に。管理部門職種の1位は「経営企画」(934万円)、士業事務所スタッフの1位は「法律事務所スタッフの企業法務担当」(1,005万円)となった。

業種別の平均年収ランキングトップ3は、1位「監査法人」(1,082万円)、2位「法律事務所」(969万円)、3位「金融」(906万円)で、スタッフ層からのアップ額が最も大きいのも監査法人だった。