乾きにくい冬の洗濯物 ライオンが教える干し方に「やってみます」「勉強になる」

冬は洗濯物が乾きにくい季節です。「空気が乾燥していて湿度が低いのに、一体なぜ…」と疑問を抱いたことはありませんか。
冬に洗濯物が乾きにくい理由と素早く乾燥させるためのコツを、各種生活用品でおなじみのライオン公式Instagramアカウント「ライオン Lidea – リディア」(lidea_lion)から紹介します。
冬の洗濯物は、夏場よりも乾くまでに時間がかかります。その原因は「冬の気温の低さ」にあります。そもそも冬の時期に湿度が低くなりやすいのは、温度の低下によって、空気中に含むことができる水分量が少なくなってしまうためです。
ライオンによると、気温が25℃の時に含むことができる水蒸気の量は、1当たり約24g。気温が5℃にまで低下すると1当たり約7gにまで減少してしまいます。つまり、洗濯物に含まれる水分が空気中へと逃げにくいため、乾きづらいというわけです。
洗濯物が乾きづらい理由が分かったら、それを踏まえて対策をしましょう。ライオンがおすすめしているのは、以下の3つのポイントです。
・暖かい部屋に干す
・風を当てて干す
・乾きやすい干し方にする
気温が低い冬は、寒い屋外よりも温かい室内で干したほうが、洗濯物も早く乾きます。日差しがたっぷり入り、室温が上昇しやすい場所を狙って干してください。
エアコンを使って乾燥する室内は、部屋干しによって加湿できるというメリットもあります。夜間に部屋干しする場合は、リビングなど、暖房を使って温まっている部屋を使うとよいでしょう。
また扇風機やサーキュレーターで洗濯物に風を送るのも効果的です。水分を多く含んだ空気を循環させることで、効率よく乾かせます。
最後に、干し方にもぜひ工夫を取り入れてみてください。例えばバスタオルを干す時、端と端を合わせるのは非効率です。あえてずらして、より多くの面が空気に触れるようにすると、素早く乾きやすくなるでしょう。
冬の洗濯物を素早く乾かすためには、コツがあります。ライオンが教える3つのポイントを意識すれば、冬の洗濯にまつわるイライラも解消できるのではないでしょうか。部屋干しに適した環境を整えてみてください。
また部屋干しする際は、部屋干し専用の洗剤を使うのがおすすめです。菌の増殖を防いで、嫌な臭いを抑える効果も期待できるでしょう。
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[文・構成/grape編集部]