【首都圏版】借りて住みたい街ランキング、4年連続のトップは?

LIFULL HOME’Sは1月31日、「2024年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」を発表した。同ランキングは、2023年1月1日~12月31日の期間、LIFULL HOME’Sに掲載された賃貸物件・購入物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計したもの。

借りて住みたい街、1位は「本厚木」。同ランキングで、4年連続トップとなった。新宿から50分程度でアクセス可能で、ここ数年の開発によって駅勢圏(駅周辺の繁華性が高いエリア)が拡大し、生活利便性も更に向上。

加えてコロナ後、都心エリアでの賃料の上昇傾向が顕著になり、比較的賃料水準が低い「本厚木」周辺での賃貸ニーズの顕在化が継続したと考えられるという。

2位は「葛西」。前年のランキング6位から上昇し、初めてトップ3にランクイン。都内でありながら比較的賃料水準が安価なエリアとして知られている。そのため、初めて都内に居住する“エントリー賃貸ユーザー”からのニーズが高く、またインバウンドの需要も非常に高いエリアだという。

以降、3位「八王子」、4位「大宮」、5位「三鷹」、6位「柏」、7位「川崎」、8位「北千住」、9位「町田」、10位「蕨」という結果に。

同社によると、「首都圏での賃貸ニーズは、コロナ禍での移転先である郊外方面もしくは比較的利便性の高い準近郊で定着するとともに、都心方面へと回帰する動きも明確になり、コロナ後の新たな動きとして“二極化”しつつあると見ることができる」としている。