前線で運用中か?
ウクライナの戦場情報を公開している「NOELREPORTS(ノエルレポート)」は2024年2月4日、公式X(旧:Twitter)において、ウクライナ軍第47機械化旅団所属のM1A1「エイブラムス」戦車がウクライナ東部ドネツクの最大の激戦地であるアヴディウカの戦線の近くに出現したと発表しました。
「鋼鉄の獣」いよいよウクライナで初参戦!? 米主力戦車「M1…の画像はこちら >>M1A1「エイブラムス」。ウクライナに供与された車両はカスタムが施されたタイプとなっている(画像:アメリカ海兵隊)。
M1A1「エイブラムス」は、2023年10月にウクライナへ計31両が到着したと伝えられていましたが、その後の動向は定かになっていませんでした。
これまで、ウクライナでの訓練の様子や爆破反応装甲に装備が施された映像などは公開されていましたが、前線に投入されたと思われる映像が公開されるのは初です。
ウクライナの軍事系メディアである「Militarnyi(ミリタルヌイ)」は、今回目撃されたM1A1「エイブラムス」が、アメリカ軍の採用している砂漠迷彩を残している状態であることを注目していました。これまで公開されたウクライナの同戦車に関しては、ウクライナ軍の迷彩に変更されていました。