揃って世界の名門大に進学する双子の兄弟 「自分らしく楽しむ時間と息抜きが大切」

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世界に名を馳せる名門大学に進学する、ある一家のきょうだいたち。彼らがそのエリートぶりの「秘訣」を明かし、世間の関心を大きく集めている。アメリカの『People』や『ABC News』が報じた。

話題になっているのは、ニューヨーク州ニュー・ハイド・パークに暮らす、デヴォン・リーさんとディランさんという17歳の双子の兄弟だ。
彼らはこの春、通っていたヘリックス高校を、学年1位と2位の成績で卒業。日本では「総代」と呼ばれるが、最優秀の成績を収めた主席としてスピーチも務めた。
ふたりの姉のジェイリンさんも昨年に同校を卒業したが、彼女もまた学年1位の主席だった。

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そんなエリート一家の兄弟にメディアが取材したところ、なんとふたりは「高校時代は良い成績を収めるより、もっと大切なことがあった」と答えた。
ディランさんは「学生生活を通じて、自分自身についてや自分が求めていることについて学べたことが大きい」と話しており、勉強より他のことに費やした時間のほうが多いことを明かしている。
友達と出かけたり、バレーボールや音楽を楽しんだりしたといい、オンとオフのバランスを取ることを心掛けていたそうだ。

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さらに、本当に学ぶ必要があることは何か、自身に問うことも重要だったという。
ディランさんは、「いくら好成績だって、楽しんで勉強しなければ意味がありません」とも話す。友達とゲームをしたりピアノを弾いたりするなど、勉強の息抜きには「楽しみや満足感を得られる何かをしてほしい」とアドバイスを送っている。
兄弟はバレーボール部に所属し、地域の大会では連勝を記録。また、ハーフマラソンやフルマラソンの大会にたびたび出場してきた。

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勉強だけでなくスポーツも万能というこの双子の兄弟は、この先それぞれコーネル大学とイェール大学に進学が決まっているそうだ。
完璧すぎる兄弟を育てた両親も注目されており、兄弟は「親は僕たちの努力や成績を常に評価してくれました。ベストでいられる環境をいつもつくってくれていたのです。ミスがあったときには『最善を尽くして』とだけ言われました」と明かしている。