買って住みたい街TOP3、「勝どき」「大宮」あと1つは? 【首都圏版】

LIFULL HOME’Sは1月31日、「2024年 LIFULL HOME’S みんなが探した! 住みたい街ランキング(首都圏版)」を発表した。同ランキングは、2023年1月1日~12月31日の期間、LIFULL HOME’Sに掲載された賃貸物件・購入物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計したもの。

買って住みたい街、1位は「勝どき」で、同ランキングにおいて5年連続トップとなった。昨今の東京都内での新築マンション価格高騰により、すでに竣工している「勝どき」の物件は価格面、広さ、規模でも優位性が群を抜いているという。

駅勢圏が広い都心以外の“衛星都市”=ベッドタウンである2位「平塚」、3位「大宮」、4位「八王子」がそろって上位にランクインした。ファミリー層を中心に都心周辺から郊外方面で交通および生活利便性の高いエリアを積極的に選択する傾向が年々明確になっているとのこと。

同調査では、「コロナ禍とそれに伴うテレワークの実施で、首都圏の居住ニーズは徐々に郊外化し始めたが、2023年春以降移動制限が解除され本格的にコロナ後の社会に移行し始めても“都心回帰”という揺り戻しの動きはごく一部に限られており、都心から1時間以上かかる準郊外エリアが上位を維持していると」説明した。

また、同社によると「郊外に位置する自治体が独自の子育て支援策を打ち出すようになったことが、居住ニーズの郊外化に大きな影響を与えている」としている。