将棋の藤井聡太五冠(20)が、王将初防衛に王手。史上最年少の「六冠」達成が、見えてきました。王将初防衛を目指す藤井五冠に、タイトル通算100期を狙う羽生九段(52)が挑戦する王将戦七番勝負。
お茶をこぼすも冷静に対応…おやつの好みは似ていた!両雄激突「…の画像はこちら >>
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ここまで互いに先手番で白星を飾り、2勝2敗のタイで迎えた第5局は、25日島根県で始まりました。
開始直前、先手の藤井五冠は”お茶”を準備中にこぼすハプニングにも冷静に対応しました。
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先に4勝でタイトルを獲得する王将戦。勝った方が王将獲得に王手をかける正念場の第5局初日は、互いに2時間以上長考するなど序盤から緊迫の展開に。
2日目も終盤で羽生九段が優勢となるギリギリの攻防戦となりましたが、午後6時すぎ101手で藤井五冠が勝利。王将初防衛に王手をかけました。(藤井聡太五冠)「考えていても苦しい変化が多いのかなと思っていた。あまりスコアは意識せずに次局も頑張りたい」
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一方、負ければ後がなくなった羽生九段は。(羽生善治九段)「あまり自信がない局面がずっと続いていたのかな。しっかり調整して良い将棋を指せるように頑張ります」
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終局後は疲労をにじませた藤井五冠でしたが、この後の「勝者の記念写真」では神話の国・島根にちなみ須佐之男命(スサノオノミコト)に扮して、凛々しい姿を披露しました。
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一方、勝負めしは藤井五冠が地元名物、肉厚の大アナゴをふっくら香ばしく焼いた「大あなご重」。羽生九段は地元産の手打ちそばや天ぷらのセット「そば三昧」。
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また、おやつの好みは似ているようで、両者ともに、初日は、あんことバタークリームが入ったどら焼き。2日目も共に、桜餅と地元産の銘菓そば饅頭のセットを注文しました。
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現在、王将戦と並行して挑戦している棋王戦でもタイトルに王手をかけ、六冠達成が見えてきた藤井五冠が、連勝で王将初防衛を決めるか。
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大一番の王将戦第6局は、3月11日から佐賀県で行われます。