バス運転士確保は…? 新潟市“都市交通”戦略を議論「どう負担を減らし効率的にやっていくか」

新潟市の公共交通の将来について話し合う都市交通戦略会議が開かれ、路線バスの運転士確保などについて議論が交わされました。

【飛田厚史アナウンサー】
「バスターミナル開業も控え、都市交通の将来を議論します」

2月8日に開かれた「にいがた都市交通戦略推進会議」には、有識者など約20人が出席し、新潟市が作成した新たな地域公共交通計画の素案について意見が交わされました。

素案には運転士確保への支援に加え、区バスや住民バスなどを組み合わせて利便性を確保する方針が盛り込まれていますが…

【新潟県バス協会 橋本俊二 専務理事】
「運転士不足の解消に向けて支援していただければ」

バスの運転士不足解消へさらなる支援を求める声も上がりました。

【新潟市都市政策部 武石和彦 部長】
「どういうふうに負担を減らしながら効率的にやっていくかというのが、一つのこれからの社会全体の方向性なのかなと思う」

新潟市は今年6月に新たな地域公共交通計画を策定し、今後の公共交通の運営に生かす方針です。