のどケアは「病院」より「市販薬」が多数派! 約6割の人は3日のうちに治る傾向に

龍角散は、2月8日、のどケア事情の調査結果を発表した。同調査は2023年12月15日~18日の期間で、20代から50代のビジネスパーソン男女500名を対象にインターネット上で行われた。

最初に、のどの症状ごとに、どれくらいの頻度で現れるのかを尋ねたところ、現れやすい症状(「よくある」「ある」)1位は、「のどの乾燥」(33.8%)という結果に。つづいて「咳」(33.4%)、「たん」(30.8%)となった。

のどの症状が起きる原因については、「のどの乾燥」(41.8%)と考える人がもっとも多く、「風邪」(34.8%)や「ストレス」(25.2%)なども挙げられた。

次に、のどの症状が現れるタイミングについて尋ねたところ、「月に1回以上」が約4割に上った。また、「2~3か月に1回」(13.0%)、「半年に1回」(12.8%)のペースで出る人や、「慢性的にある」(14.4%)と答えた人も一定数いた。

のどの不調を感じてから治るまでの日数を聞くと、「1日」(23.0%)、「3日」(18.6%)、「7日」(16.6%)に票が集まる結果に。約6割の人は3日のうちに治る傾向にあった一方で、1週間以上かかる人が約3割もいることが判明。中には「4週間以上」(5.8%)とかなり長引く人もいた。

次に、のどの症状に伴う悩みがあるかを尋ねたところ、6割以上が「ある」と回答。悩みの1位は「不眠」(44.5%)、2位は「集中力の低下」(37.2%)、3位は「口臭」(31.2%)という結果となった。

のどの症状が出た時の対応について尋ねると、「市販薬を飲むことが多い」(44.6%)、「どちらもしない」(43.0%)という回答がそれぞれ4割以上で、「病院に行くことが多い(12.4%)」という回答を上回る結果に。病院に行くよりも、市販薬で済ます人が多数派ということが分かった。

最後に、のどのケアをするタイミングを尋ねたところ、「症状が出始めた時」(28.2%)が最多に。「症状に関係なく普段からケアをしている」や「症状が出そうと察知した時(症状が出る前)」にケアをしている人は約2割と少なく、過半数の人は、症状が出るまでケアをしないということが明らかになった。

症状に関係なく普段からケアをしている人は、「帰宅後すぐ」(42.2%)、「寝る前」(42.2%)、「寝起きすぐ」(35.6%)というシーンで、のどのケアをしていることが判明。出先よりも、自宅でケアを行う人が多いようだ。