焼き菓子にも固めるお菓子にも使える! 「型」の代用品として使える身近なアイテムとは

生地を入れて焼いたり固めたりと、お菓子作りに欠かせないのが「型」です。100均などでも手軽に購入できるアイテムですが、形もサイズもさまざまだからこそ「安易に購入して増やしたくない…」と思う人も多いのではないでしょうか。
また、材料も全部揃えたのに「あると思っていたのに、ちょうどいいサイズの型が家になかった…!」と後から気付く、なんてことも。
自宅にあるもので、お菓子作りの型を代用するアイディアを紹介します。
型を代用するアイディアを紹介しているのは、お菓子メーカーとして知られるロッテ公式サイトです。まずは、身近なキッチン用品を型の代わりに使う方法を見ていきましょう。
サイズもちょうどよく、加工もしやすいのが紙コップです。上部をほんの少しカットすると、マフィン型とほぼ同じサイズ感で使えます。焼き菓子に使う場合は、アルミホイルを敷いた後にオーブンペーパーを敷きましょう。冷やして固める場合は、中敷きは不要です。
2つめの代用アイディアは、お土産物でもらうことも多いお菓子の缶。中にオーブンペーパーを敷けば、スポンジケーキを焼く時の型にぴったりです。型紙は、下部に敷く円形のものと、サイドに巻く長方形のものに分けて制作してください。
3つめは、料理用のバットです。上2つとは異なり、四角の型として使えるでしょう。生チョコやガナッシュのほか、ロールケーキ用のスポンジを作る時にも便利です。こちらもオーブンペーパーを敷いてから生地を流し込みましょう。
上記で紹介した代用品も見つからない場合は、一から手作りするのもおすすめです。
帯状にカットした厚紙を好みの形に整えて固定しましょう。さらに全体にアルミホイルを巻くと、熱伝導率がよくなります。ステープラーを使用しているので、さらにオーブンペーパーを敷いたほうが安心して使えます。
ペットボトルを2㎝ほど切り出せば、クッキーの抜型として使えます。ペットボトルの形を変えれば、さまざまなバリエーションを楽しめるでしょう。小さな丸型が欲しい場合は、ぜひキャップも活用してみてください。
厚紙やペットボトルで作成した場合、使用後はそのままゴミにできるというメリットもあります。面倒な後片付けの手間を減らせるでしょう。
ロッテ公式サイトでは、焼き型の代用品を使うことに対して以下のような注意喚起をしています。
焼き型として使用する場合、型の素材、大きさが違うと焼き上がりの時間にも違いが出てきます。焼き具合によって、オーブンの時間を調整してください。
ロッテ「Ghana」 ーより引用
上手に仕上げるためには、焼き加減をこまめに確認しながら調理を進めていくのがおすすめです。
自宅にあるものを型の代わりに使えれば、お菓子作りをより手軽に楽しめるのではないでしょうか。特に「普段はあまりお菓子を作らない」という人は、代用品で十分という可能性も。ロッテのアイディアも参考にして、身近なアイテムを活用してみてください。
[文・構成/grape編集部]