Wi-Fiルーターの設置、避けるべき場所は? BUFFALOが教えるポイントに「初めて知りました」

仕事でもプライベートでも、「スマートフォンやタブレットが手放せない」と感じている人は多いのではないでしょうか。
自宅で快適にネットを楽しむため、重要なのがWi-Fiの電波です。より快適に無線LANを活用するため、メーカー公式サイトから「Wi-Fiルーターの正しい置き方」を紹介します。
無線LANに接続できる機器が増加するにつれて、悩みがちなのが「Wi-Fiルーターの設置場所」です。「コンセントがあり、できるだけ邪魔にならないところで…」と、消去法的に設置場所を選んでいる人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、Wi-Fiルーターをどこに置くのかによって、家の中での電波の届き具合は大きく変わってきます。「電波が弱く快適にネットを使えない…」という場合、設置場所が間違っている可能性も。
家電・PC周辺機器メーカーの「BUFFALO」が教える、避けるべき設置場所のポイントは以下の4点です。
・湿気を含むものから近い場所
・家電製品(電子レンジなど)から近い場所
・棚の中などの見えない場所
・部屋の隅や床
Wi-Fiルーターは、電波を発生するための装置です。電波の特性を無視した場所に設置すると、ルーターの本来の能力が発揮されない可能性があるでしょう。
電波は水に吸収されやすく、また家電の近くで使用すると干渉を受けやすいという特徴があります。水槽や花瓶、電波を生じる家電製品の近くは避けて設置してください。
Wi-Fiルーターは「収納」を前提に作られてはいません。外側をおおうと、そのぶん電波が遮られてしまうでしょう。
またWi-Fiルーターから発生する電波は、全方位に向かいます。
床に置いていると家具などに電波が遮られてWi-Fiルーターから離れた場所に電波が届きにくくなります。窓際や部屋のすみなどに設置すると、円形に発信される電波の一部が窓の外に向いたり、壁に向いてしまい、電波の一部しか利用できなくなります。
BUFFALO公式サイト ーより引用
電波を無駄なく使うためには、「床から1~2mの高さ」「できるだけ家の中心に」という2点を意識するのがおすすめです。
さまざまな事情により、Wi-Fiルーターの置き場所を変更できないケースもあるでしょう。また「変更してもあまり効果が見られなかった…」という人も決して少なくありません。このような場合には、ぜひメッシュ化を検討してみてください。
Wi-Fiルーターの電波を、複数のメッシュWi-Fi対応機器で中継することにより、部屋中に電波を届けやすくなります。「家の端っこ」や「Wi-Fiルーターから離れた部屋」でも、快適にネットライフを満喫できるでしょう。
Wi-Fi電波に不満を抱えている場合、買い替えを検討しがちです。とはいえ、ルーターの置き場所を変更するだけで、状況を改善できる可能性があります。
BUFFALOが教えるポイントを意識して、Wi-Fiルーターの設置場所についてあらためて検討してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]