嘘をついて契約を締結 現金20万円をだまし取った疑いで27歳無職の男を逮捕【新潟】

27日、布団の販売業者を装い、他の販売業者からの販売勧誘の対応などを20万円で引き受けるなどと嘘をついた疑いで住居不定で無職の27歳の男が逮捕されました。

詐欺と特定商取引法違反(不実の告知・書面不交付)の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の男(27)です。

寝具の訪問販売・点検などの仕事をしていた男は2022年2月2日、三重県に住む80代女性の自宅を訪問。

その際に、自分以外の布団業者が販売勧誘を行ってきた時や契約を解除する時などの作業を肩代わりするとして、「何かあったときは、他社の営業さんもしつこいので、自分に電話をもらえれば駆けつけることも可能です」などと嘘をつき、契約締結のために20万円をだまし取り、さらにその契約を結ぶ時には、必要な事項が記入されていない書面を交付した疑いが持たれています。

警察によりますと、男は2022年4月下旬にも新潟市中央区に住む90代の男性と布団の売買契約を締結した際、必要な記載がされていない不備のある書面を交付したとして2月6日に逮捕されていて、その余罪を調べる中で今回の件が発覚したということです。

警察の調べに対し、男は「間違っているとも間違っていないとも言えない」などと話し、容疑を否認。警察は動機などを詳しく調べています。