道路が寸断し集落孤立…積雪下での原発事故を想定し訓練 要配慮者の避難手順などを確認【新潟・柏崎】

2月12日、冬の期間の原子力災害を想定した訓練が行われ、柏崎市では寝たきりの人など配慮が必要な住民を避難させる手順が確認されています。

【記者リポート】
「今回の訓練では、倒木によって孤立した地域に行くために自衛隊がチェーンソーで倒木を切る作業から始まっています」

県は柏崎刈羽原発で重大な事故が起きた場合を想定した冬季訓練を毎年行っていて、今年は柏崎市と刈羽村で、住民などおよそ80人が参加します。

12日は雪が積もる中、地震により原発事故が発生し、柏崎市では集落が孤立した想定で訓練を実施。

自衛隊が道路の寸断を解消して集落へ向かうと、寝たきりの住民を搬送するなどし、要配慮者を含めた住民の避難手順を確認しました。

午後には刈羽村でも訓練が行われます。