JR飯田線の踏切で列車と乗用車が衝突した事故の原因を調べるため、国の運輸安全委員会が現地入りしました。
JR飯田線の踏切で乗用車と列車が衝突 女性が死亡し列車が脱線…の画像はこちら >>
この事故は13日午後7時半ごろ、愛知県豊川市のJR飯田線の踏切内にいた乗用車と列車が衝突したもので、乗用車は120メートルほど引きずられ、運転していたブラジル国籍の39歳の女性が死亡しました。列車の乗客と乗員約20人にけがはありませんでしたが、列車の1両目が脱線しました。現場の踏切の警報機などに異常はなかったということです。
CBC
事故を受けて14日午後2時ごろ、現場には国の運輸安全委員会の調査官が入り、脱線に至った経緯など事故の原因を調べています。（運輸安全委員会 吉田尚史 鉄道事故調査官）「列車が進来してくる方向からの見通し状況や、線路上の痕跡などを確認した。動作状況が正常だったかなどは、今後いろいろなデータを収集して分析を進め、原因特定と再発防止策の検討をしていく」また、運転見合わせが続いていたJR飯田線は午後4時過ぎに運転を再開しています。