清潔でふかふかの布団で眠るなら? 布団干しのコツをアイリスオーヤマが伝授

布団をふかふかの仕上がりにするには天日干しが欠かせませんが、日照時間の短い冬場は天日干しをしてもその効果を実感できないことも。そこで本記事では、布団を干す際のコツをご紹介します。
※写真はイメージ
布団を干すメリットは、ふかふかの布団に仕上がるのが1つ。それに加え、布団の湿気を飛ばしてカビやダニの発生を抑えたり、寝汗や皮脂汚れを天日で飛ばしていやなニオイを防いだりする効果も期待できます。
衛生面においても効果があるのなら、「冬だから…」という理由で布団を干すタイミングを逃すわけにはいきません。アイリスオーヤマが運営する「+1DAY」では、布団を干す際のコツを解説しています。
まず、布団を干す時間は晴れた日の日中が理想的。湿気が低く、適度な日差しがある時間に干しましょう。
ただし干す時間帯の注意点について、アイリスオーヤマの「+1DAY」では以下のように説明しています。
朝方や夕方は空気中の湿度が高く、布団が湿気を吸い取ってしまうのでおすすめできません。
また、季節により日差しの強い時間は変わるので、布団干しにおすすめの時間帯も変わります。
アイリスオーヤマ「+1DAY」 ーより引用
アイリスオーヤマによると、季節別のおすすめの時間帯は以下の通りです。
日照時間が少ない冬でも、お昼前後の時間帯ならやわらかい日差しがたっぷり降り注ぐでしょう。
※写真はイメージ
布団を干す時は、時間帯以外にも意識しておきたいことがあります。
布団の色あせや繊維の傷み、空気中や手すりの汚れ対策になるため、布団のカバー類は外さずに干しましょう。
布団の表面、裏の順番で干すのがポイントです。湿気がこもりやすいとされる表面を、少し長めに干します。
布団クリーナーをかけて、布団の表面に付いたハウスダストやダニの死骸などを取り除きましょう。布団専用のヘッドがあれば掃除機でもかまいません。
布団に熱がこもったまま収納すると、冷めた時に湿気が生じてしまいます。結露の原因になる場合があるため、しばらく室内に放置して布団を冷やしましょう。
日光に長く布団を当てると生地が傷むことも。また湿度が高くなる夕方以降になると布団が湿気を吸い、干した意味がなくなってしまいます。
布団を叩くと布団の繊維を壊しかねません。布団叩きは、布団表面のホコリをサッと払うように使ってください。
雨や花粉によって外干しが難しい場合は布団乾燥機を使いましょう。天候や季節の事情に左右されず、いつでも天日干しと同様に布団を乾燥させられます。日中外出していて布団が干せない人にもおすすめです。
布団を干すことは快適な睡眠環境を作るためにも欠かせません。日照時間が少ない冬でも、コツをつかめばふかふかの布団で眠れます。布団を干すのが難しい時には布団乾燥機を活用してみてください。
[文・構成/grape編集部]