約8割が“固定電話への着信”きっかけ…「特殊詐欺」の被害防止 愛知県警とNTT西日本が連携し注意喚起

固定電話からの特殊詐欺の被害を減らそうと、愛知県警とNTT西日本が連携し、注意喚起を始めました。

27日は、名古屋市中区のNTT西日本東海支店で、社員や愛知県警の警察官らが出席し、啓発活動の開始式が行われました。

愛知県での特殊詐欺を巡っては、2022年は980件の被害のうち約8割が固定電話への着信がきっかけとなっているため、今後NTT西日本として故障の修理で訪問した際に、詐欺の手口などが書かれたチラシを配布して注意を呼びかけます。

愛知県では2022年の特殊詐欺の被害総額は20億円余りと、2021年と比べて約6億6000万円増えています。