柏崎刈羽原発の“安全対策” 新潟県技術委による東電への確認が終了 今後は国からの説明求める

新潟県による柏崎刈羽原発の安全対策についての確認は次のステップへと移ることになりました。

県の技術委員会はこれまで、福島第一原発事故の検証結果などをもとに東京電力に対し22の確認事項を提示・説明を求めていました。

2月15日の会合で東京電力が残っていた水素爆発対策・耐震評価について説明。これで技術委員会による東京電力への22項目の確認が終わったことになります。

【県技術委員会 小原徹 座長】
「まだ議論している最中なので、今の段階で何か結論が出ているわけではない。今後、国への質問を求め、他にも新規の知見とかあれば東電から説明を求め、議論していくということになると思う」

県の技術委員会は今後、東電の審査を担当した原子力規制委員会など国からの説明を求め、柏崎刈羽原発の安全対策についてさらに確認を進めていく方針です。