新潟県長岡市で車いすの夫婦の遺体発見 死因は”一酸化炭素中毒”と判明 火事から逃げ遅れたか

2月12日、長岡市の住宅で高齢の夫婦が遺体で見つかった事案で、夫婦の死因が一酸化炭素中毒であったことがわかりました。

この事案は12日午後、長岡市加津保町の藤澤林越さん(74)の住宅を訪問した介護ヘルパーが、応答がないことから窓から室内を覗いたところ火事の痕跡を確認し、その後玄関で藤澤さんと妻の正江さん(71)がともに車いすに乗った状態で死亡しているのが見つかったものです。

警察のその後の調べで、2人の死因は一酸化炭素中毒であったことがわかりました。

家の中は主に台所と寝室が燃えていて、焼失面積は17.04平方mでした。

警察は事件性は薄いとして、2人が火事から逃げ遅れた可能性を含め、引き続き出火原因などを調べています。