新型コロナ無料検査の補助金をだまし取った疑いで、岐阜県の瑞穂市議ら男5人が逮捕された事件。男らは愛知県からも補助金を受け取っていたことがわかりました。
コロナ検査で補助金9億円の詐欺事件 逮捕された市議会議員の男…の画像はこちら >>
岐阜県瑞穂市の市議会議員・松野貴志容疑者49歳は、大阪府の新型コロナの無料検査を請け負っていた大阪市の「スターシード」の経営者ら4人と共謀し、抗原検査キットの仕入れ費用を水増しするなどして、補助金約9億円をだまし取った詐欺の疑いで逮捕されました。
CBC
CBC
松野容疑者は、2016年から瑞穂市議を務める一方で薬品販売会社を経営し「スターシード」に抗原検査キットを納入していたということです。(愛知県感染症対策課・濵島直樹担当課長)「スターシードは、愛知県でも2022年9月から2023年5月まで名古屋市と知立市で無料検査所を開設して事業を実施していた」愛知県によりますと「スターシード」は、おととし9月から去年5月まで名古屋市と知立市で新型コロナの無料検査所を運営。2200件ほどの抗原検査を実施していて、愛知県はスターシードに補助金約1178万円を支払っていました。
CBC
(愛知県感染症対策課・濵島直樹担当課長)「情報収集を開始しているところ。不正等がわかれば厳正に対処していきたい」愛知県は今後、申請内容に不正が見つかれば、補助金交付決定の取り消しなどの対応を検討するということです。
CBC