岐阜県の県立高校で、生徒およそ100人分の氏名や定期テストの結果などの個人情報が書かれた教務手帳を紛失していたことが分かりました。
教務手帳を紛失したのは垂井町にある岐阜県立不破高校で、岐阜県教育委員会によりますと2月5日の昼頃、20代の女性教員が自分の教務手帳がなくなっていることに気づき、教職員全員で校内などを捜索しましたが見つからなかったということです。
教務手帳に記録されているのは、この教員が教えている1年生から3年生までの生徒96人の氏名や出欠状況のほか、定期テストの成績や提出課題の評価などです。この教務手帳は、鍵のかかる授業の準備室に保管していたということです。
岐阜県教育委員会は、現時点では個人情報の漏洩は確認されていないとしていて、紛失した教員の処分は調査の終了後に、検討する方針だということです。