あくまでも自国判断の数字です。
ロシアの国営メディアであるタス通信は2024年2月14日、国防省が公表した特別軍事作戦(ロシアでのウクライナ侵攻の呼称)開始以来の約2年間の戦果について発表しました。
ロシア国防省 2年間の“特別軍事作戦”での驚愕の戦果発表 そ…の画像はこちら >>ウクライナ侵攻で投入されている戦車の中でロシア軍の最新型であるT-90Mと、後方を走るのが以前戦場に投入された噂のあった最新型のT-14「アルマータ」(画像:ロシア国防省)。
タス通信によると、戦車や装甲車1万5034両(台)以上を撃破したのをはじめ、66機のヘリコプター、1万2390機の無人航空機、469基の地対空ミサイルシステム、1220基の多連装ロケットランチャー、8041門のりゅう弾砲及び迫撃砲、1万8655台の特殊軍用車両を破壊したと、国防省は発表したようです。
2024年2月現在、激戦地となっているウクライナ東部アヴディイウカ周辺での戦況が連日報道されており、ウクライナ軍の苦戦が伝えられています(2月17日時点でウクライナは同地からの撤退を決定)。
そのため、ロシア国防省もアヴディイウカを含むドネツク州での戦況の好転を戦況報告でここ数か月にわたり強調しています。
一方、ウクライナ国防省が発表しているロシア軍相手の戦果は、2024年2月15日発表のもので戦車6442両、装甲車1万2090台、りゅう弾砲9620門、飛行機332機、ヘリコプター325機、ドローン7404機となっています。なお、ロシア、ウクライナ両国とも第三者機関ではなく、自国の国防省の発表となっています。
※一部修正しました(2月19日12時45分)。