新潟商工会議所による会員企業への意識調査で、「今年賃上げを検討する」と答えた企業が83.1%と前の年を上回りました。
引き上げ率は「2.5%以上」が最も多くなっています。
賃上げを検討する背景には人材を集める狙いもあり、人手が「不足している」と回答した企業が78%にのぼりました。
その一方で、福田勝之会頭は賃上げに必要な費用を確保するためには、価格転嫁や生産性の向上が必要だと話します。
【新潟商工会議所 福田勝之 会頭】
「思い切り値上げをして、その分、会社の利益に落とすんじゃなくて、従業員の賃上げに振れれば良い回転がいくんだと思う」
新潟商工会議所は適正な価格転嫁などが進むよう、企業側に働きかけていく考えです。