飼い主「人だったら離婚」 愛犬が父になった瞬間がこちら

ライターチーム『キジカク』で執筆活動をしている、うーかさん。
アメリカに12年、台湾に2年在住の経験があり、海外ならではの面白い話題を探すことを日課にしています。
そんなうーかさんが、実体験や友人のエピソード、クスッと笑えるユニークなグルメや驚きのカルチャーなどを紹介します!
最近は愛犬のころちゃんこと、ころもくんと一緒にさまざまな場所へ出かけることに夢中です。
人も動物も赤ちゃんの誕生は神秘的で、感動がいっぱいですよね。
甘えん坊の筆者の愛犬ころちゃんは、2023年12月に父親になりました。相手は同じ犬種のミニチュアシュナウザーの、めいちゃんです。
クリスマスを一緒に過ごした、ころちゃん(左)と、めいちゃん(右)
よく行くドッグランで出会った、めいちゃん。最初ころちゃんは、おてんばで元気いっぱいな、めいちゃんのことが気になって仕方がないようでした。
とても相性がよさそうだったので、飼い主同士でよく話をして「発情期に2匹を会わせてみようか?」ということに。
もともと仲よしだったこともあり、あれよあれよという間に子作りが完了。
犬の妊娠期間は約2か月。筆者はめいちゃんの出産が無事に終わるよう、祈っていました。
一緒に追いかけっこをしたり、ナイショ話をしたりする姿がほほ笑ましい2匹
12月20日の夜12時過ぎに、めいちゃんの飼い主さんから「破水してお産が始まりました」との連絡が!
夜中に大興奮の筆者は、「いよいよ生まれる!」と動揺しますが、家で出産が無事に終わることを祈るばかりでした。
最初の1頭目が夜中の2時半くらいに出てきて、そこから3頭目までは1時間ずつかけて出産。
しかし、それ以降は陣痛が止まってしまったのか、赤ちゃんが出てこなくなった、めいちゃん。
飼い主さんが朝イチですぐに動物病院へ連れて行くと「赤ちゃんも元気なので、お昼まで待って出てこないようだったら帝王切開で出産させましょう」といわれたそうです。
ドキドキしながら知らせを待っていましたが、朝10時過ぎにまた陣痛が始まり、無事赤ちゃんが誕生!
事前の検診で獣医には「4頭の予定です」といわれていましたが、5頭生まれてきました。驚きましたが、多産の犬にはよくあることなのだそうです。
5頭の赤ちゃんは丸々として健康そのもの!お乳を探して一生懸命飲んでいる姿に、思わず涙しました。
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夜中の12時すぎから次の日のお昼頃まで、約12時間もの間、出産を頑張ってくれためいちゃんには感謝してもしきれません。
ちなみに、めいちゃんが出産で頑張っている時、ころちゃんはというと…なんと得意のへそ天で爆睡中!めいちゃん、本当にごめんなさい…。
「人間だったら本気の離婚案件だったなぁ…」と、ころちゃんが犬でホッとした筆者なのでした。
[文/キジカク・構成/grape編集部]