国民民主党から出馬予定だった高橋茉莉氏、公認取り消し騒動「理由はラウンジ勤務」と暴露 玉木代表は否定

衆院東京15区補選(4月28日投開票)に国民民主党から出馬予定だった元フリーアナウンサー・高橋茉莉氏(27)が25日、党側からラウンジ勤めを理由に立候補断念を強要されたと表明した。
高橋氏はXで「国民民主党から、『立候補を断念しろ』と言われ、涙をのんで引き下がることに致しました。理由は、ラウンジで働いていた過去があるからです」などと暴露。投稿自体は同日のうちに削除された。
一方、同党の玉木雄一郎代表(54)は同日にXを更新し、高橋氏の主張を否定した。「東京15区の我が党の公認候補予定者に関し、法令に抵触するおそれのある事実が明らかになりましたので、明日、選対責任者が会見を開き説明します」とポスト。「なお、国民民主党はラウンジ等に勤務していたことで出馬辞退を求めるようなことはありません」と明言した。
国民民主党はこの日、高橋氏の公認内定を取り消したと発表。玉木代表は千葉市内で記者団に「政治とカネの問題が厳しく言われている中、お金の問題については党としても厳正に対処しなければいけない」と、お金にまつわるトラブルが原因であることを示唆した。別の候補者を擁立するかは未定とした。
東京15区補選は、柿沢未途前衆院議員が公選法違反で起訴され、議員辞職したことに伴い行われる。