最大2万円分の「マイナポイント」が付与される対象となるマイナンバーカードの申請期限は2月28日まででしたが、オンラインでの申請は3月1日までに延長されました。
28日朝、名古屋市の千種区役所。
(リポート)
「まだ受付が始まる前なんですが、すでに20人近くの方が待っています」
28日が最大2万円分のポイントがもらえる「マイナンバーカード」の申請の期限とあってか、窓口は開始と同時に90分待ちになりました。
申請さえしていれば、カードの受け取りやポイントの申し込みは5月末まで可能ですが…。
受け取りに来た20代男性:
「2万円のポイントが今日までなので。(Q.ポイント申請は5月末まで延長されたが?)受け取りは今日までにしないといけないのかというところが、ちょっと分からなくて不安だったので」
受け取りに来た40代女性:
「マイナンバーカードを交付していただくために来ました。8時15分ぐらいに来ました。延長されたというのは知っているんですけど、今日の方が確実かなと思って駆け込みで来ました」
申請しに来た80代女性:
「2万円分のポイントがもらえるからね。悪いけど年金暮らしではね、もらえるものは。どこのポストでもよかったんだろうけど、どうしたらいいのか私たちにはよく分からんからね。ここに来れば間違いないかと思って」
カードの申請は、郵送などのほか、オンラインでもできます。
窓口を訪れた中には、生後間もない子供のカードの申請に必要な個人番号を受け取りに来た人もいました。
申請しに来た30代女性:
「(子供の)マイナンバーカードの申請IDをもらいに来ました。家でスマホで申請します」
申請しに来た40代女性:
「昨日1回来たんですけど、3時間以上待ちだったので帰って、今日の朝にもう1回来ました。健康保険証の代わりになると聞いたので、どうせ必要だったらマイナポイントがもらえる時に申請しとこうと思って」
この後、オンラインで申し込むということですが、申請サイトも混雑していました。
申請しに来た30代女性:
「朝は86分待ちとかだった気がします。今は38分まで」
申請サイトは朝から最終日の駆け込みで数十分待ちの状態になり、総務省は緊急避難措置として、オンラインでの申請については28日までだった期限を3月1日までに延長しました。
ただマイナポイントの受け取りには、5月末までに別途申し込みが必要です。