定期的にいらっしゃいますね。コレやるひと。
航空機追跡サイト「RadarBox」の公式X(旧Twitter)アカウントが2024年2月26日、1機の飛行機が描いた飛行ルートを「ここで何が起きたの…?(What happened here?)」のコメントともに紹介しています。この機は自らの航路を用いて、「男性のシンボル」らしきものを描いていたのです。
チン事発生! 「飛行機の航路で男性シンボル描く」猛者出現 ド…の画像はこちら >>ダイヤモンド DA42。航路を描いた当該機と同系統(画像:public domain)。
このフライトを行ったのは、個人保有のプロペラ機(ダイヤモンド DA42)の「N471HP」。フライトは25日、アメリカ・オハイオ州のベルフォンテーヌ空港(Bellefontaine Regional Airport)発着で約6時間行われました。「男性のシンボル」は空港近くの高度約5000フィート(約1525m)上空で約3時間かけて描かれ、やけにリアルなシンボルマークらしきものを”一筆書き”の要領で航路を用いて描いたのち、そのマークの内部に「See Ya(じゃあねを意味するSee youのくだけた表現)」の文字を描いています。
なお、今回この機がなぜ男性のシンボルマークらしきものを描いたのかは明らかになっていませんが、同様の奇行に及んだ事例は過去にも確認されています。
たとえば2020年11月、ロシアのLCC(格安航空会社)、ポペーダ航空の旅客機がロシア上空でシンボルマークらしきものを航路で描き、当局側の調査が入ったと報じられています。このときは、ロシアのある著名なサッカー選手の公序良俗に反する動画がネット上に流出した疑いで、その選手が代表選考に漏れたことを背景に、同便のパイロットが、同選手の扱いに対する抗議、もしくは選手への応援といった意味で、航路でメッセージを送ったとされています。