警察署の留置場で勾留されていた男性が死亡した事件で、書類送検された警官9人のうち8人が不起訴となり、元警部1人が略式起訴されました。
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この事件は、おととし12月に公務執行妨害の疑いで愛知県の岡崎警察署に勾留されていた男性（当時43）が、長時間ベルト状の手錠や縄などで拘束されたあと死亡したものです。28日、名古屋地検は留置場を管理していた46歳の元警部が、留置担当官らに男性の体調変化などを把握させるなどの注意義務を怠り、男性を死亡させたとして業務上過失致死の罪で名古屋簡裁に略式起訴しました。
CBC
愛知県警は元警部を含む合わせて9人を業務上過失致死などの疑いで書類送検していましたが、名古屋地検は元警部の他の容疑や、他の8人については不起訴処分としました。