沖縄県本部町伊豆味区（嵩原安彦区長）の農村公園駐車場横でバラ科のクメノサクラ約１００本が開花し始めている。３月１０～３１日、「クメノサクラ祭り」が開催される。
クメノサクラは、咲き始めは白色で、散り際にはピンク色になるのが特徴。クメノサクラの保存に取り組む同区の「十八日会」（伊佐常信会長）が２００７年に植樹し、施肥や雑草取りを行うなど、管理に当たっている。
２４日、区民らでクメノサクラの下草刈り作業を行った後、嵩原区長、同会の伊佐会長、徳村政邦事務局長が咲き具合を確認。約６０本に開花が見られた。
３人は「今年もクメノサクラが良い雰囲気で開花した。伊豆味ののどかな自然を満喫してほしい」と来場を呼びかけた。祭りでは売り切れご免の苗木販売もある。
問い合わせは同区事務所、電話０９８０（４７）２３００。（玉城学通信員）