佐渡市の“加茂湖” 「絶望的に悪い環境ではない」環境調査受け活用を考える【新潟】

新潟県佐渡市の加茂湖で去年から行われていた環境調査の報告会が2月27日開かれました。

加茂湖では、赤潮プランクトンの大量発生により、養殖のカキへの被害が出るなどしていて、調査の結果、夏の高温などにより、水質を浄化する海草・アマモが消失したことなどが報告されました。

一方、国の絶滅危惧種に指定されている貝類のテリザクラが見つかるなど、「絶望的に悪い環境ではない」と結論付けられ、関係者は今後の加茂湖の活用などを考えていました。

【加茂湖漁協 山本博文 組合長】
「加茂湖の環境を大切にしながら、私たちは仕事をしていきたい」

【佐渡市両津支所 中濱正吾 支所長】
「加茂湖に魅力があることを市役所としても発信する手伝いをしたい」