2023年産米の食味ランキング。猛暑や水不足の影響を受け、一部地域では評価を落としたものの、魚沼地区コシヒカリは特Aを維持しました。
2月29日午後5時に発表されたのは、日本穀物検定協会による各産地のコメの出来を5段階で評価する食味ランキング。
ランキングでは、前回「特A」評価だった魚沼地区コシヒカリが今回も「特A」を維持し、中越や岩船・佐渡地区でも「A」評価を維持しました。
一方、上越地区は「特A」から「A」に、下越地区は「A」から「A’」に、それぞれ1段階評価を落としています。
東北地方などでもランクの低下が見られますが、日本穀物検定協会はこの背景に去年の猛暑・水不足の影響があったと指摘。
一等米比率が大きく低下する中でも魚沼地区などでランクを維持できたのは、様々な試行錯誤があったためと分析しています。