2022年産のコメの食味ランキングが2月28日、発表されました。魚沼産コシヒカリが特Aの評価を維持した一方、岩船産コシヒカリは特AからAに。去年の豪雨などが影響したと考えられています。
各産地のコメの出来を5段階で評価し、日本穀物検定協会が毎年発表しているコメの食味ランキング。
今回、新潟県内では、魚沼産と上越産のコシヒカリが前回に続き、最も評価の高い「特A」を獲得しました。
下越産コシヒカリは2年連続の「A」評価で、「特A」奪還とはなりませんでした。
一方、岩船産コシヒカリは前回の「特A」から「A」に転落。
日本穀物検定協会によりますと、岩船地区では去年8月に発生した豪雨災害が稲の生育やコメの食味に影響したと考えられるということです。
また、台風などの影響で収穫前に倒れてしまう稲が多かったことから、全国的にコシヒカリの評価が下がっているほか、県産コシイブキも去年の「A」から評価を落としています。