名古屋市教委の金品授受問題 新年度人事への影響を調査へ「いかがわしいことがあると思われると…」

名古屋市教育委員会の金品授受問題で、有識者による調査チームは新年度の人事が適正に行われているかを優先して調べる方針を示しました。
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名古屋市教育委員会は小中学校の教員でつくる団体から校長などに推薦する名簿とともに毎年200万円を超えるとみられる金品を受け取っていて、市は調査チームを立ち上げ人事への影響がなかったかを調べています。
2回目となる29日の会合では、24年4月の校長人事などに金品授受が影響していないかを優先的に調べることを確認しました。
今後、教育委員会や金品を贈った団体への聞き取りを進めるということです。
(調査チーム座長 京都芸術大学・寺脇研教授)「せっかく新学期が始まるのに新しい校長先生来たけど、いかがわしいことがあったと思われては校長先生自身も困る」
一方、河村市長は校長ら幹部の異動を4月に行わず延期すべきとの考えを示しています。