東京ベイエリアの中古マンションマーケット、「勝どき・晴海エリア」が集計開始以降の最高値を更新

三井不動産リアルティは2月27日、「三井のリハウス」が実施した東京ベイエリア中古マンション売買マーケットの最新動向の調査結果を発表した。

同調査では、企業が独自に集計している「東京ベイエリアピックアップマンション(主要6エリア)」のデータをもとにしている。対象エリアは、「芝浦・台場エリア」「品川・港南エリア」「豊洲エリア」「有明・東雲エリア」「月島エリア」「勝どき・晴海エリア」。

今期(2023年10月~12月)における東京ベイエリアマンション全体の平均成約坪単価は、468万円。3期連続で上昇した。成約件数は423件で、前年同期より約1.3倍と大幅に増加している。

いずれも、2006年の集計開始以降の最高値を更新しており、堅調な推移が伺えた。

また、主要6エリア全てにおいても平均成約坪単価・成約件数が前年同期と比較して上昇している。

「パークタワー勝どきミッド/サウス」や「HARUMI FLAG」などで知られ、注目されている「勝どき・晴海エリア」では、平均成約坪単価が513万円。集計開始以降最高値を更新している。

平均成約価格においては、11,061万円となっており、成約件数のうち約半数は1億円超である事も分かった。