【速報】想定超す混雑で…「つだぬまパルコ駅」看板撤去 地元民らの「愛」裏付け

きょう28日に閉店する津田沼パルコ(千葉県船橋市)との別れを惜しみ、同日限定でJR津田沼駅の看板の一部が「つだぬまパルコ駅」に変更される粋な計らいが行われたが、想定以上の混雑を受けて同日午後3時に看板が撤去された。当初は終日掲示予定だった。地元民らの「パルコ愛」の強さを裏付けるエピソードとも言えそうだ。
JR千葉支社によると、パルコの閉店を惜しむ客が同支社の想定を超し、写真撮影待ちの列を作るなどホーム上が混雑。夕方の通勤ラッシュ時に危険が生じる恐れがあったため、途中での撤去を決めた。
同支社広報は「看板が大変ご好評いただいたことは良かったが、公共交通機関としては安全最優先に考えないといけない。ご理解をいただければ幸いです」と話している。
この変更看板は、パルコの建物が見える総武快速線ホームの1カ所に登場。普段は駅名を平仮名で「つだぬま」と表示しているが、これを「つだぬまパルコ」に変えて「ありがとう」の文字を添えていた。