軽率な冗談が原因で誕生日に逮捕された男 飛行機内で「バッグに…の画像はこちら >>
不要な一言や軽率な冗談をつい口走ってしまう人にとって、やや耳の痛い話題をアメリカの『People』や『NEW YORK POST』が報じている。
2月17日、アメリカ・ネバダ州リノに暮らすマック・ビヨンという男が逮捕された。奇しくもその日は、彼の27歳の誕生日だった。
ビヨンは、フロリダ州にあるフォートローダーデール・ハリウッド国際空港からサンフランシスコに向かうため、ジェットブルー航空の飛行機に乗り込んだ。
ところが誕生日を迎え気分が高ぶっていたのか、周囲の搭乗客に「じつはバッグの中に爆弾を入れているんだ」などと言い始めたという。
ブロワード郡保安官事務所によると、ビヨンはさらに「セキュリティチェックでもバレなかったよ」などと言い、周囲の不安をあおったそうだ。
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ビヨンの話を聞いた搭乗客のひとりから報告を受け、客室乗務員らが本人へ爆弾について問いただすと、「話は事実。バッグに爆弾を持ち込んでいる」と答えた。
そして飛行機が着陸すると航空警察の職員が機内に乗り込み、ビヨンの身柄を確保。ビヨンはその後の事情聴取に応じようとせず、弁護士を要求したという。
当局がビヨンの手荷物を捜査するも不審物は発見されず、爆弾、放火、または大量破壊兵器に関する虚偽の申告があったとして、起訴された。
さらに2月20日、ビヨンは弁護士を通じて無罪嘆願書を提出。現在はブロワード郡刑務所の拘留者リストから外されているようだ。
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ビヨンの弁護を担当しているジョージ・レレスさんは、メディアに対し「彼はクルーズ船旅行から戻ったばかりの新婚夫婦でした。犯罪歴はなく、周囲からの評判も良かった」と明かしている。
現在、ビヨンは「軽率だった」と後悔しており、周囲の人々に恐怖や危害を与えるつもりはなかったと話しているという。
また「非常に判断力が欠けている言動だった」と過失を認め、捜査に全面的に協力する姿勢を示している模様だ。