沖縄県議会、陸自訓練場の白紙撤回を求める意見書案を7日に提出へ 全会一致で決定「生活に影響を与えかねない」

沖縄県議会の総務企画委員会(又吉清義委員長)は5日、国が計画するうるま市石川への陸上自衛隊訓練場整備について「地元住民や自治会、うるま市、県にも知らされず発表され、県民の動揺は隠せない」として、白紙撤回を求める意見書案を7日の本会議に提出することを全会一致で決定した。

意見書案では計画地周辺は閑静な住宅地であり、自然体験学習の場となっている県立石川青少年の家にも隣接していると指摘。訓練場建設により「住民の生活環境に影響を与えかねず、子どもたちの学びの場の確保に大きな支障をきたすおそれがある」としている。宛先は内閣総理大臣、防衛大臣、沖縄担当大臣。沖縄県議会、陸自訓練場の白紙撤回を求める意見書案を7日に提出…の画像はこちら >>