「何見てんだ」立ちふさがれ… 帰宅中の男性、男2人組に襲われ現金奪われる 千葉市稲毛区で強盗 花見川区の事件と関連捜査

千葉北署は5日、千葉市稲毛区園生町の路上で4日夜、同区に住む会社役員の男性(56)が10代後半ぐらいの男2人組に現金1万円を奪われる強盗事件が発生したと発表した。2月25日には、同市花見川区で大学生が同じような特徴の男2人組に襲われる事件が発生しており、同署は関連を捜査している。
同署によると、男性は仕事から徒歩で帰宅途中だった4日午後9時40分ごろ、ベンチに座っていた男らから「何見てんだ」などと因縁をつけられ、目の前に立ちふさがれた。男性は背負っていたリュックサックに手をかけられそうになり抵抗したところ、腹を複数回殴られ、地面に押し倒された。男らは「金持ってるんだろ」と脅迫し、男性が財布から取り出した1万円を奪い、逃走した。
男性が「男2人組に殴られ『金を出せ』と言われ、現金1万円を取られた」と110番通報した。2人組は身長160~180センチぐらいのいずれも痩せ形で、黒色のフード付きの服を着て、白いマスクを着けていた。
千葉西署によると、花見川区幕張6の路上でも2月25日夜、10代後半ぐらいの男2人組に大学生が襲われる事件があった。