玉川徹氏、政府「少子化対策」に見解「間違った処方せんに基づいて税金を使っている」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は7日、日本の少子化対策を特集した。
スタジオでは、日本の2023年の出生数(速報値)は約75万8000人で8年連続の減少。こうした状況に政府は少子化対策で2028年度までに3・6兆円の財源を確保したことを伝えた。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、政府の少子化対策を「間違った処方せんに基づいて税金を使っている気がする」と指摘。その理由を「今、日本が一番間違えているのは、多分、生んだ人に対して手厚いんです」とし「しかし、出生率を上げるためには生まないとか生みたくないっていう人たちが生みたいとか生んでもいいと思わないとどうにもならないと思うんです。そっちの方にお金を使うと思ったら、こんな程度のお金じゃ全然足りないんです」と解説した。
さらに今回の少子化対策が「うまく行ったとしても2、30年後の話でしょ?」とし「そこまでを日本はどういうふうに乗り切るのか。直近の話は全然出てきてない。だから僕はちょっと悲観的です」と指摘していた。