勤務先の警察署で同僚の机から現金6000円金盗む 「自分も盗まれた」と説明していた警察官(29)を懲戒免職 愛知県警

愛知県警瀬戸警察署の29歳の男性巡査長が、警察署の中で現金を盗んだり横領したりしたとして懲戒免職処分となりました。8日付けで懲戒免職となったのは愛知県警の瀬戸警察署・警備課の29歳の男性巡査長です。警察によりますと巡査長は去年7月、瀬戸警察署で同僚2人の机の中から「捜査諸雑費」と呼ばれる、捜査の謝礼や移動費などに使う仮払金をあわせて6000円盗んだ他、自身の捜査諸雑費5000円を横領した疑いで、8日に書類送検されました。犯行の約2週間後に、現金が無くなったことに同僚が気づき事件が発覚。巡査長は当初「自分も盗まれた」と説明していましたが、その後の捜査で警察は巡査長の犯行だと断定しました。調べに対して「ギャンブルに使うためだった」と話し、容疑を認めているということです。また巡査長はギャンブルの他、私的な飲食や移動費にも使っていたということです。愛知県警の川口孝首席監察官は「犯罪を取り締まるべき警察官としてあるまじき行為であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。このほか、愛知県警は監督責任として瀬戸警察署の署長ら3人を「本部長注意」などとしました。
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